"7人"であるということ
初めてのドームコンサートで、重岡くんが言った言葉。
「照史、濱ちゃん、小瀧、流星、神ちゃん、淳太くん、そして俺。この7人でこのステージに立っていることが、めちゃくちゃ誇らしいです。」
ジャニーズWESTがデビューするときにいろいろな困難があったことは、私はファンになってから知った。
7人でデビューしよう、と約束した彼ら。けれど蓋を開けてみるとデビューが決まったのは4人だった。
10000字インタビューにそのときの彼らの気持ちが書かれている。
4人でのデビューを一度は受け入れたメンバーもいた。7人でのデビューを諦めなかったメンバーもいた。デビューを諦めたメンバーもいた。
いろんな思いがあったと思う。今まで一緒に頑張ってきて、関西を引っ張ってきて、7人でデビューする約束もして、でも突然引き裂かれて。どんなに苦しかっただろう。どんなに辛かっただろう。
けれど、たくさん迷って、たくさん悩んで、最後に全員が出した答え。それは、7人でデビューすることを諦めないことだった。
濵田くんは淳太くんに「俺はみんなとおるのが楽しい。今まで通りの関係でみんなとおれるなら、俺はそれだけでええ。正直デビューとかどうでもええ」と
重岡くんは「国民的グループになりたい、そのためには絶対7人が必要だ」と
神山くんは「グループに入ることじゃなくて7人であることにこだわったんで」と
小瀧くんは「本音は単純、好きなんですよメンバーが」と
照史くんは「7人やったら絶対成功するって思える」 と
そう言った。
7人が、7人であるために。
この7人でずっと一緒にいられるように。
その思いは叶い、「なにわ侍」でついに7人で、ジャニーズWESTとしてデビューを果たした。
そしてそれから2年10ヶ月、
ジャニーズWESTは京セラドームという大きな舞台に立った。
虹色に光る会場で、彼らは7人でいることが心底楽しいという表情で輝いていた。
固い絆と信頼が彼らの間には見える。きっと私が思っている以上に固い絆で、彼らは結ばれているのだと思う。
7人が、7人であること。7人が笑い合っていること。そんな7人を応援できること。
ぜんぶぜんぶ奇跡みたいなことなんだなって、改めて今回のドームコンサートで思ったんです。
あのとき、7人でいることを諦めないでいてくれてありがとう。こうして私たちの前で7人揃って笑顔を見せてくれてありがとう。虹色に輝いてくれてありがとう。
「7人でこのステージに立っていることが誇り」
この重岡くんの言葉は、キラキラした輝きをもって私の心に残っている。
7人なら絶対、でっかい夢を叶えられるって信じています。
ずっとずっと、7人で笑い合っていてね。